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令和 4年11月25日産業建設常任委員会-11月25日-01号

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  1. 宝塚市議会 2022-11-25
    令和 4年11月25日産業建設常任委員会-11月25日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年11月25日産業建設常任委員会-11月25日-01号令和 4年11月25日産業建設常任委員会                 開会 午前 9時30分 ○江原 委員長  おはようございます。  ただいまから産業建設常任委員会を開会します。  委員から写真撮影の申出を受け許可しておりますので、よろしくお願いします。  常任委員会の運営については、出席する職員の3密の状態を避け、感染予防に努めたいと思います。簡潔に御発言いただきますよう、皆様の御協力をお願いいたします。  本日は、付託を受けております議案6件と陳情1件について審査をします。  まず、審査順序についてお諮りをします。  お手元に、本日の案件一覧を配付しております。審査の順番は、案件一覧にある番号順としたいと思います。なお、議案第147号及び議案第148号の2件については一括して審査をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  ありがとうございます。そのようにさせていただきます。  それでは、まず、議案第149号、宝塚市新ごみ処理施設建設基金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件については、既に当局からの説明は終わっております。  直ちに質疑に入ります。  本議案について論点は設定しておりません。  質疑はありませんか。  大川委員。 ◆大川 委員  基金債券運用という話だと思うんですけども、期間がそんなに長くないというか、2034年までは使わなくて、2035年、令和27年ぐらいまでかな、17年ぐらいまでは一応積み立てていくということで債券運用しようという話なんですけども、債券運用していく上でのその運用の仕方というか、どんなふうにリスクを分散させて、全部を債券を買うという話じゃなくて、半分ぐらいにして、現金を半分残しておくとか、何億かずつ分けて買うとか、何かそういう運用の仕方、リスクをどれだけ減らしていくのかという運用の仕方というのは決まっているんでしょうか。 ○江原 委員長  平井会計管理者
    平井 会計管理者  具体的な運用方法につきましては、今後、財政部局と、あと基金所管部局と具体的に詰めていきたいと思っていますが、基本的な考え方としましては、今後10年間とりくずしがないということを受けまして、まず、10年債を軸に考えていきたいと思っています。あと、運用の額については、今残高が23億余りあるんですが、そのうちの幾らまで使えるかということも含めて、少し協議はしたいと思っております。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  どういう形で運用していくかという、その債券運用戦略的なものはまだ決まってなくて、それはいつぐらいに決まって、実際に残り10年ちょっとぐらいですけど、その運用を始めていくスタートというのはどれぐらいだというふうに考えているんでしょうか。 ○江原 委員長  平井会計管理者。 ◎平井 会計管理者  今現在、基金につきましては、銀行の大口定期預金のほうで短期的な運用で回しております。今、新ごみ処理施設建設基金のほうも含めてですけども、来年の5月まで運用中ということで、満期を5月に迎えますので、それ以降で債券運用のほうは検討したいと思っています。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  定期預金の金利と債券の金利やったら、圧倒的に、そんな高いわけでもないんですけど債券も。債券のほうが高いとは思うんですけども、何%ぐらいですか、今どれぐらいでしょうか。 ○江原 委員長  平井会計管理者。 ◎平井 会計管理者  銀行の大口定期預金につきましては、標準金利で0.002%になっています。債券運用のほうにつきましては、直近の10年債で見ますと、国債が0.24%程度あと地方債とか政府関係機関の発行している債券、こちらのほうにつきましては少し上積みがありますので、直近でいきますと大体0.4%余りの率がついている状況です。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  じゃ、どれぐらい運用するかもこれからだし、どこに運用していくか、どれぐらいのタイミングで分けてというか、恐らく最後まで、10年間満期まで持つという前提で多分運用されると思うんですけども、となると、そこまで利息を勘案できるというか、資金計画に大きく入れられるほどのものではないと思うので、それを運用した結果、プラス側に多少は振れるとは思うんですけど、この資金計画が大きく変わることは、今の段階ではあまり考えにくいというふうな認識を持っているんですけど、そこについてはどうですか。 ○江原 委員長  平井会計管理者。 ◎平井 会計管理者  御指摘のとおりで、今、新ごみ処理施設建設基金の残高が23億ありますけれども、仮に全額10年債で回すとしても、年間約1千万程度の利子、これが10年間続いて、満期で元本の23億が返還されるという、そういうことになりますので、資金計画には大きな影響を与えないと考えております。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行います。  発言の申出はありませんか。                   (発言する声なし)  ないようですので、それでは自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (発言する声なし)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第149号について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件原案のとおり可決されました。  次に、議案第139号、令和4年度宝塚市水道事業会計補正予算第2号についてを議題とします。  本件については、既に当局からの説明は終わっています。  直ちに質疑に入ります。  本議案について論点は設定しておりません。  質疑はありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それでは、資料のほうを提出していただいていまして、前回の説明においても今回の物価高騰のために増額を行っていくということなんで、それに伴って川下ダム渇水阪神水道からの水量を増量していくということだったんですけれども、これにつながって、今、審議会のほうで、前回の委員会の中でも言われたんですけれども、値上げの話が出ていると思うんですね。なお、今度の物価高騰によって、今回でもこれだけの金額を上げていくということなんですけれども、今後、市民負担ということは考えておられるんでしょうか。 ○江原 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  現在、委員が今おっしゃられたとおり審議会のほうを開催しておりまして、まだ具体的にその改定を決めたという段階ではなくて、どういった形がいいのか、改定に向けて考えるのであれば、どういったことが考えられるのかという、料金体系を含めた事業全体の在り方ということを検討しておりますので、まだ具体的に時期が決まっているというものではありません。まだ現在進行中ということで御理解いただければありがたいと思います。  以上でございます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  今回、阪神水道の増量ということで説明を受けているんですけれども、阪神水道を増量することによって、県水とは、以前からずっと言っていますように金額がぐっと違うので、その辺の対策も含めて、本当にこういう時期ですから、市民に負担ありきではなく、どれだけ経費を抑えて、もちろんその辺はしっかり考えていっていただけていると思うんですけれども、やっぱり改定ありきでないということは、今答弁でいただいたんですけれども、本当に市民負担を抑えていけるようにしっかり協議していっていただきたいと思います。要望にしておきます。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。  大川委員。 ◆大川 委員  電気代高騰ということで、動力費なんかが、大体こう見ると、予算より3割ぐらい上がっている感じで補正予算を組んでいると思うんですけども、感覚的には予算からの1.3倍ぐらいって、本当にぎりぎりというか、ぴったりぐらいの予想のような気がするんですけど、これで枠に収まるというふうに考えているのか、もしかしたらまだこれを超えるかもしれないというふうに見ているのか、そのあたりはどうなんでしょうか。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 浄水課長  電気代についてでございますが、御存じのように燃料費調整額が非常に高騰しておりまして、特に夏から急激に上がり出しました。で、本市、浄水費配水費、まとめて大体毎月100万キロワットぐらい使用しておりまして、8月以降、大体1.2円とか1.3円ぐらい毎月調整費単価が上がっていますので、大体120万、130万ぐらい毎月上がっていっている状況と。これをこのままの率で年度末まで上がり続けるという予測をした中で、補正予算を最大限組ませていただいたというつもりでいますので、12月がつい直近で出まして、予想より少し上回ってはいるんですが、昨今の情勢を考えると、少しは年度末までには落ち着くことも考えると、この補正予算、今回組ませていただいたもので3月のほうはいけるんではないかとは思っております。  以上です。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  契約しているのは恐らく関電ですかね。一応、補正予算を組んで上げることとともに、いわゆる皆さんがやる省エネというんじゃなくて、本当に省エネ専門家に見ていただいて、一気に電気代を、僕も実はやってもらうんですけど、電気って、スイッチをがんと上げたときに一気に上がって、で、落ち着くじゃないですか。それを徐々に上げていくことで電気代使用料を、それが毎日毎日、何回もとなると、全く変わってくるみたいな形で、10%とか20%ぐらい削減が可能だという形で、僕も見学して見に行って、ああ本当にそうだなと思いながら、またお願いをするんですけど、そういう根本的に、やっぱり施設を造るときって、過剰にとは言いませんけど、必要以上というか、十分な、必要よりもさらに上の十分な形の設計、設備をされると思うんで、それが、言ったら普通はこれぐらいなんだけど、ちょっと安全を見てこれぐらいにしとこうみたいな感じがあることによって電気代が高くなっているみたいなところがあるかと思うんで、何かそういう、もうちょっと大きく電気料を下げていくというか、もっと省エネという意味でできるような、何かそういう診断みたいな、コンサルみたいなものを入れるみたいなことは同時にやらなあかんような気がするんですけど、その辺はどうなんでしょうか。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 浄水課長  御指摘いただきましたとおり、電気代、特に一番電気料を使用するのがポンプ類になります。で、ポンプはどうしても45キロワットとか90キロワットというような非常に大きなポンプが使われておりますので、1台かけるだけでやはり電気料金が大きく上がります。  例えば小浜浄水場なんかであれば、45キロワットと90キロワットなどを組み合わせながら必要最低限の量を送り出していっていると。その中で、今後、市内の総配水量というのは増よりも減のほうに振れていくことになりますので、やはりダウンサイジングという意味では、今までいくつか浄水場が多かったのを減らしていったように、ポンプに関しても、更新のときには、再度、同じ台数が必要なのか、ポンプのサイズを下げられるのかということは毎回診断しながら、更新のほうはかけていきたいと思っております。  以上です。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  そのものの機能の大きさみたいな話だけじゃなくて、簡単に言うと、その電気を入れてエネルギーで動かすんだけども、その動かすエネルギーが例えば熱に変換されていたり、それから振動に変換されていたり、音に変換されているということは、それだけロスしているという話だと思うので、それを抑えることによって要は電気代が下がる、当たり前の話ですけど、というような仕組みを入れたりとかというのもしているコンサルさんもあるみたいなので、少しそんなんも入れたら、今の機器をいじらずに、その設定のところとか、少し制御する装置を入れるとかで抑えられるみたいなこともあるみたいなんで、ちょっと一回探してもらって、診断を受けるだけだったら、そんな高い値段でもないと思うので、ちょっとそんな取組も必要かなと思っているので、一回ちょっと探してみていただければなというふうに思います。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑はありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  今、電気料金高騰ということに対応する今回の補正予算、ほとんどがその金額だと思うんですけど、「及び川下ダム等渇水」って書いてあるんだけど、渇水そのものに対してかかる経費というのが、ちょっと想像したところによると、水量が下がると、何となく水質がちょっと悪化するんじゃないかなって思うので、それに対応するような経費とか、そういう処理に対する経費がかかるんと違うかなとかと思うんだけども、その辺がどんなぐらいかかっていて、どういうものに要するのかということをちょっと教えてください。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 浄水課長  今回の補正予算に関しましては、直接的には、水質悪化に係る経費というのは上げていないような状況になっております。あくまで川下ダム渇水を防ぐために阪神水道の受水費を増量すると。  ただ、一方で、水位が下がってきますと、ダムの温度が上がって表層にアオコなどが浮いてきて水質が悪化するということは、一定やはり想定できますので、それを防ぐ役割も少しは今回持っているかなとは思っております。  以上です。 ○江原 委員長  和泉水質検査担当課長。 ◎和泉 水質検査担当課長  渇水に伴うダム水質なんですけれども、一般的に渇水ダムの水が減ったからといいまして、特に水質がすぐ悪化ではなくて、基本、今、アオコとか、どうしてもダムの場合、閉鎖水域になりますんで、アオコというのがどうしても出てきます。この出てくる条件的には、やはり気象条件が大きい状況になっておりますので、渇水でなくても、気温が暖かいとか、炎天下がずっと続くとか、ダムの表層の水温が上がれば、どうしても生物が繁殖してくるということなんで、渇水イコール水質ではなくて、やはり気象条件によりまして、満水のときでも、どうしても気象条件が一致すればアオコも出てくるという状況になっておりますので、いずれにしても水処理で、きっちり浄水場のほうでは低減は行っておりますので、問題ないレベルまでしっかり落としているということです。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに。  山本委員。 ◆山本 委員  すみません、少しお聞きしたいんですけれども、原油国原油価格高騰している問題、そして川下川と一庫の県水渇水状況ということでの補正予算ということでお聞きしているんですが、阪神水道の供給されている範囲というか、左岸側阪神水道は入っていないのかなと思うんですが、どの範囲ぐらいまでのあれを増やされるのかなということをお聞きしていいですか。 ○江原 委員長  下野施設部長。 ◎下野 施設部長  阪神水道企業団の受水は、武庫川の右岸地域の約3分の2程度エリアで受水しています。惣川の渇水に対応するときは、その残りの3分の1のエリアを、阪神水道を受水することでエリアを変えて増やすというような対応を取っています。  以上です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  うちは左岸側とはなるんですけれども、惣川の浄水場もすぐそばにあります。そちらのほうに県水西宮側から入れてきて、あと川下川からも入れてきてということでの受水ということになっているかと思うんですけれども、そこら辺、両方ともダム渇水している状況であるとすれば、今の現状と、今後、もしくはこの渇水がひどくなった場合の見通しを教えていただきたいなと思うんですが。 ○江原 委員長  中条浄水課長。 ◎中条 浄水課長  今、御指摘いただきましたとおり、県水の水源が一庫ダムになっていますが、現在も42.9%まで川下ダムのほうも下がってきておりまして、40%程度になりますと、自主節水という形で、通常、申込みのあった水量をそのまま流すのではなく、実際、真に必要な水量というのを各事業者さん、もしくは水利組合さんなんかに聞き取りをされまして、毎日その量を流すということで、一庫ダムも実質的には節水をこれからされていく時期になります。  もちろん、本市も、今回、補正予算を組ませていただいているとおり、阪神水道のほうを増量しまして川下ダムのほうの渇水を防ぐというのが、まず、現在の状況での取組ではございますが、これ以上下がる、雨がないということが慢性化してきますと、やはり新たな取組というのは必要になってきます。まさに、今年度6月に梅雨が早く明けてしまったかもしれないという時期などもございましたので、やはり様々な取組、例えば生瀬浄水場というのは西宮区域にありますので、過去には西宮市さんから上水を供給いただいたとか、あとは神戸市さんから千苅ダムの原水を供給いただいたというような他市町からの応援というのも検討する必要が出てきますので、想定以上に下がることがあれば、そういうことも併せて検討はしていきたいと思っております。  以上です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  川下川が、ここのところ1年以上渇水状態になったままでいるので、時々、西谷の帰りは通って見るんですが、今後、どんどんひどくなった場合に、川下川と一庫だけでなく、ほかも、千苅も、千苅の水を取ることができるのかどうかはちょっとよく分からないんですけれども、渇水していくと思うんですね。そこら辺、何か想定して、今のところは考えていることはないかとは思うんですけれども、もし本当に水が足りなくなった場合、左岸側状況も少し考えていただきたいなと思いますが、いかがでしょう。 ○江原 委員長  出されている資料の分も含めて、最悪の状態ではないという現状の報告も含めて、ちょっと川下ダム貯水量グラフも含めてちゃんと説明してください。  福永上下水道事業管理者。 ◎福永 上下水道事業管理者  お手元の資料の資料3というのを御覧いただきたいと思います。折れ線グラフカラー刷りでしているものです。よろしいでしょうか。  縦軸、左側が貯水量、右側が貯水率となっていまして、横軸が1年間の長さと、月別になっています。御覧いただきたいのは、この6月、7月のあたりなんですけども、6月、7月に大体通年でいくと100%満水状態になって、それが冬に向けてどんどん水を使いますので水位が下がっていくと。そしてまた来年の7月に満水になるというのをずっと繰り返していたんですが、今年は、この赤を御覧いただきましたように、この6月、7月で、全然、半分切ったという状況となりまして、例年に比べて著しく水位が低いということで、渇水を防ぐということで今回補正予算をするわけですが、これが7月以降に右肩上がりでじわじわ上がってきております。これは、もちろん雨で増えるというのがあるんですが、もう一つ大きな要因は、水をもう使わない、温存すると。川下ダムの水がなくなってしまったら大変なことになりますから、これを絶対に水位が下がらないように温存したと。温存するために、阪神水道から水をいつも以上にたくさん使ったということで、お金がたくさん今回要るようになりましたので、補正予算で5千万ほどかかりましたという形になっています。  このように、それを今回やったことで、今後冬場に向かって、もちろん右肩下がりに下がっていきますけれども、平成6年度にあったような、水が本当に枯渇寸前になるということには、まだならないと踏んでおりますので、今年度に限ってはよかったなというふうに思っております。  ただ、これからの気象条件って、ますます予測できなくなります。ここは本当に水がためにくいといいますか、流域が小さいもんですから、なかなかためにくいという部分もありますので、渇水ということについては常に神経をとがらせていかないといけないということで、山本委員おっしゃったように、すごい水位が、雨が降らなかったら、緊急の方策というのを当然次の手として打っていかないといけませんので、それは我々既にいろんな、この辺の水位になったらこうしていくと、最悪他市への依存も含めて、左岸側の市民の方が断水なんて間違ってもならないように、それはリスク管理をしっかりしていくというふうに努めております。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行います。  発言の申出はありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)
     なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第139号について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件原案のとおり可決されました。  続いて、議案第140号、令和4年度宝塚市下水道事業会計補正予算第2号についてを議題とします。  本件については、既に当局からの説明を終わっています。  直ちに質疑に入ります。  本議案について、論点は設定しておりません。  質疑はありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  これも同じく原油高騰によっての補正予算ということなんですけれども、水道と同じで、下水道は数年前に18%値上げされました。その後、少し落ち着いてはいるんですけれども、今回も原油の高騰によって、審議会の中で上下水道とも市民負担という意見が出ているのか、改定をどのようにしていくのかというのをお聞かせください。 ○江原 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  今お話のありました下水道事業に関しましては、経営のほうを圧迫しておりました企業債償還金のほうがかなり減少してきまして、水道事業からの借入れも解消していく見込みで、現在のところ、前回値上げした状況と比べてかなり状況はよくなっているという状況も踏まえて、審議会の中では、そういうことも踏まえて事業在り方について、今後、御審議いただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  今後審議をしていく。今、そしたら、上下水道ともに協議はしていない、水道だけ協議されているんですか。 ○江原 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  審議会審議の順番としまして、今、水道事業在り方について審議をさせていただいております。これが一定結論を見ましたら、下水道事業のほうも、今申し上げましたような内容も踏まえて、事業在り方について御審議いただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それは、いつ頃諮問で、いつ頃結果を出していくということは決まっているんですか。 ○江原 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  まだ年内にもう1回、これ7回目の審議会がありまして、まだ水道事業が続いておりますので、年を越えまして審議会が進んでいきます。その中で、下水道事業につきましても審議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○江原 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  18%値上げのときがあったんですけれども、最高36%という案があったと思うんですね。それがどうなんかというよりも、やはり水道と同じで、この時期に市民負担をお願いするということは決してよくないことだと思っていますし、いろんな、今少しいい状況に来ているというような答弁もいただきましたので、もうありきではなくって、いかに抑えられて負担をなくしていこうということをしっかり審議していただきたいと思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。要望に置いておきます。 ○江原 委員長  ほかに質疑はありませんか。  山本委員。 ◆山本 委員  この補正額なんですけれども、3,100万円という増額をするということなんですが、これ人口割で県のほうから来ている、県のほうというか…… ○江原 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  猪名川流域の原田処理場の考え方なんですけども、今、委員おっしゃったとおり、人口割に、使用水量は1人当たりの水量を掛けまして、計算自体は各市の総配水量に基づいて分担率が決められてございます。  以上でございます。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  今後、原油価格や天然ガスの価格がまた元に戻るという可能性はどうお考えでしょう。そのときには、また補正というか、今のまんまで、現状のままというか、いけるものなのかどうか。高騰したままで今後いくだろうという想定があるのだろうかということをお聞きしたい。 ○江原 委員長  年度内、これで足りるかというふうに聞かないと分からないのと違う。               (「そうですね」の声あり)  年度内、これでいけるかという……。  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  現在、原田処理場を運営しております豊中市のほうにも確認してございます。現在、先ほど水道でも申しましたとおり、ピークのところのトレンドを年度末まで引っ張った形で現在補正を考えているとの回答を得てございます。  以上でございます。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  ですよね。分からない、未定か。 ○江原 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  確かに、まだまだ世界情勢を含めまして不安定な要素が多いというふうに考えてございます。それは引き続き、本市ともですけれども、今後注視してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○江原 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  原油価格というか、今、EV車がどんどん世界中で増えてきて、原油国としても今のうちにというか、どんどん高騰を今後していくんじゃないかなと何となく想定してしまうんですけれども、今後の想定に従って、やはりちょっと価格的なものも考えていかないといけないことになるのかもしれないなと思います。一回いろいろとシミュレーションしていただきたいと思います。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行います。  発言の申出はありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。                   (発言する声なし)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第140号について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件原案のとおり可決されました。  次に、議案第147号、宝塚市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第148号、宝塚市高齢者、障碍者等の移動等の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての以上2件を一括して議題とします。  本件については、既に当局からの説明は終わっています。  直ちに質疑に入ります。  論点は設定しておりません。  質疑はありませんか。  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  何点か質問させていただきます。  まず、前回も委員会のほうで確認させてもらったんですけど、今回のこの議案第147、148号のこの資料1の中にある1番の特定車両停留施設関連と、2番の歩行者利便増進道路関連の部分と、自動運行補助施設関連のこの3つにおいて、まず、宝塚市がこれを導入していこうという形になったら、今どれを導入していくことが検討されているかという部分について、導入していこうと思っているものと、また、今入れられないと思っていることに対して、どうしてそういうふうになっているかという部分の検討していることや詳細を教えてもらっていいですか。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  前回、委員会1のときにも御答弁させていただいたんですけれども、3つの施設のうち、歩行者利便増進道路、一般的にほこみちと言われているような制度でございますけれども、こちらについては宝塚市においても、直ちにかどうかは別として、可能性があるものというふうに考えております。残る特定車両停留施設及び自動運行補助施設につきましては、今のところ、そういうようなことは想定しておりませんけれども、今後、それぞれの事業者等でそういう動きが出てきたときには、宝塚市においてもそういうことが想定され得るということで、今回条例のほうの改正をさせていただくというふうに考えております。  以上です。 ○江原 委員長  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  1番においては、僕もまだこれ勉強中なので、そんなにあれなんですけど、3番においての自動運行のやつがまだちょっと検討としてはされていないってわけじゃないですけど、2番に比べてちょっと検討していないようになっている部分だと思うんですけど、これって、何でそういう結論になっているのかという理由を教えてもらっていいですか。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  自動運行というシステムにつきまして、全国的に社会実験等行われております。今回、追加でお出ししております資料の中にも、自動運行補助施設関連ということで、三田市さんで2020年に行われたというような資料のほうをお出しさせていただいております。  これにつきましても、完全な自動運行ではなくて、まだ社会実験の中で、運転手は同乗しておりますけれども、一定そういうことを試験運行という形でやっております。これにつきましては、そういうバス事業者さんのほうが、まず、そういうことに取り組もうという形のお考えがあって、初めて道路管理者側も、ではそういうような今回の誘導施設のようなものを設置して試してみましょうということになるんですけれども、本市の運行していただいている事業者さんのほうで、そういうような取組にはまだ至っていないということで、当面我々のほうとしても、そのような動向というのを見守っていこうというふうに考えております。  以上です。 ○江原 委員長  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  ありがとうございます。  いろいろとこちら3番において、1番と2番に比べると、場所、土地の制限とかに関して、1番、3番が自由度が高い、導入しやすいのかなと思った部分があったので質問させてもらったのがありました。  今の話だと、これを実験していきたいとか、いろいろと試していきたいなというような事業者さんたちがいて、協力してくださるようなことがあれば導入する可能性も上がってくるという理解でいいですか。 ○江原 委員長  事業者側の意向がないからやらないということなのかという感じで。  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  今、御指摘いただきましたとおり、まず、事業者さんがあって初めてこういう路線バスというのは成り立ちますので、そういう御意向がまず第一ということになります。それと、まだ自動運行自体が完全な自動運行というのを実施されている地域というのはほとんどありません。中には地方部、交通量の少ないところですね、そういうところでは、レベルは別として、されている地域もあるんですけれども、宝塚市において、そういう安全に運行できる路線というのが、非常に考えるのは難しいのかなというようなところがまだまだございますので、取り組まれているところは、やはり地方部あるいは比較的人口密度が低いニュータウンのようなところ等で社会実験されているというところですので、本市の場合、いきなり市街地とかいうところで実験をするというのはなかなか難しいのかなというふうに認識しております。  以上です。 ○江原 委員長  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  ありがとうございます。
     3番のほうは、いろいろと進んでいったときとかに、またいろいろと聞かせてもらえたらなと思います。  2番の件なんですけど、これ、資料1のほうで、ぱっと見て、ちょっと自分で調べた中では、このやつだと、道路の今の車の通る幅とかを狭くしてでもこの歩行者の利便増進部分を広げるというようなイメージなんですけど、これ、よっぽど道路幅が広いとこじゃないとできないのかなと思うんですけど、宝塚市でこういうふうにやっていくなら、どの辺りがそこの対象になってくるんですか。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  もちろん歩道空間に余裕があって、歩行者の通行の支障にならないというところが一般的な対象になるんですけれども、今回資料でお出ししております中で、阪急三宮駅北側の道路というところを御紹介させていただいているんですけれども、こちらは、どちらかというと、ほぼほぼ歩行者さんが通られるような道路というところで、そういう道路の種類といいますか、今の機能が歩行者に特化できるようなところというのは、一定こういう利便増進施設エリアという設定が可能なのかなというふうに考えております。  あとは、ちょっと事例はあまりないんですけれども、駅前広場等で、一定そういうイベントをするスペースを事前に設定するというようなことも可能ですので、本市においてそういうところができるかというのはこれからの検討にはなるんですけれども、そういうところも対象に考えていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○江原 委員長  伊庭委員。 ◆伊庭 委員  ありがとうございます。  今回このように条例が変わるという形で出て、資料としてもこういうふうに出てくる。その中で、2番の試みというものは、全国的にも今、マルシェみたいなものがあったり、文化芸術センターとかでも定期的にマルシェが行われたりとか、最近ですと、武庫川の河川敷のほうでマルシェが行われたりというのが宝塚市は増えていると思うんですよね。そこでこういった話が上がってくると、やはり、もっとこういうことができるんじゃないのかとか、こういうふうにできないんですかと必ず問合せが増えてくると思うので、今のうちにこういったことができる、ここなら可能だということをいろいろと御検討しておいてもらえたらいいかなと思いますので、よろしくお願いします。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。  大川委員。 ◆大川 委員  このほこみちですね、歩行者利便増進道路なんですけれども、手続的には、まず、道路をそういう歩行者利便増進道路として指定をするところから始まると思うんですけど、この指定というのは、誰がどのようにしたらできるんでしょうか。 ○江原 委員長  中村建設室長。 ◎中村 建設室長  指定自体は、道路管理者が指定するというような仕組みになっておりまして、その場合に、県道であるとか国道、そういったところであれば、市町村への協議、それから公安委員会への意見聴取、こういった手続を経て指定道路に指定していくというような流れになっております。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  指定をしていこうという動きを誰かがするとなったときに、例えばですけど、花のみちであったりだとか、それから、そこの末広公園と河川敷の間の歩道のところであったりだとか、ああいうところぐらいが多分その道路の構造を変えないで歩行者がある程度にぎわいのある形をつくりやすいイメージを持っているんですけど、そういうところをやろうと思ったときには、行政側がここを指定しようという、その意思決定をした上で動かないと、ここには至らないということになるんでしょうかね。それとも、民間側から何か提案があったときに初めて動けるというか、結局、行政側が何かやろうと思って、ここだって思わないと、この指定道路をそういう道路として指定するということはできないということですか。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  今、委員御指摘いただきました、どちらもあるかとは思います。ただ、行政側が主体でここというのを先行して決めて、公募でということも制度としてございますけれども、それで果たして民間の皆様がそれに乗って来ていただけるかというところもございますので、そのあたりは、そういう民間の方で、こういうところをこうしたいという御意見をいただいて、指定可能なところについては指定をしていくというふうな手続を踏んでいくというのがスムーズにいくのかなと、今のところは考えております。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  面白い制度だと思うし、例えば、今、市役所の周りの公園も含めてサウンディングをやられているじゃないですか。あそこ、多分道路ですよね、恐らくね、河川敷との間。でも道路管理者がそのことを考えて決めていくとなったら、恐らくですけど、道路管理者の仕事って、そんなに発展的なことというよりも、やっぱり管理なので、しっかりと維持管理していくというところへ意識が行きがちだから、何か使えないというか、もうちょっとこう何て言うんですか、にぎわいをつくろうというところから発信していって道路管理者に言って、じゃ、市で意思決定しているから手続としてやりましょうかという流れは分かるんですけど、何か道路管理者がこれを積極的に使おうという、ここをこういうふうに指定してとか、事前に考えて、企画もして、サウンディングもしてみたいなのは、あんまりイメージが全然できない。特にうちの場合はというか、できないんで、これ組み合わせれば面白いと思うんだけど、実際何かこれを使っていけるようなイメージがないので、庁内の中で、これがあるということ、道路以外のところ、例えば公園であったりだとか、企画であったりとか、産業であったりだとかいうところが理解をしていないと、何かうまく組み合わせて、道路だけでどうのという話では恐らくないと思うので、やらないと、何かうまく使えないような気がするんですけど、そこまでは何か踏み込んだ、道路の改定で、道路で終わるんじゃなくて、これをどういうふうに使っていくかというところまで昇華させないと使えないような気がするんです。その手続というか、庁内での動きみたいなものはどう考えていますか。 ○江原 委員長  井上副市長。 ◎井上 副市長  まだ、物すごく進んでいるわけではないんですが、この制度についてですけども、例えば花のみちから、今の橋を渡ってのああいう辺り一帯、そういったところも含めてですけども、何ぼかそういったところを、庁内では、例えば都市整備それから道路の都市安全、産業文化、こういったところが一体となって、今そういうことのほこみちというふうな新しい制度に、これは国との関係もありますし、その補助金が出てくるんかどうかとか、いろんなことの調整を今、庁内で進めていて、この勉強というか、対応に入っています。  それにはやはり市だけでやっとっても駄目なので、周辺のその辺にある事業者とか業者とか、そういったところとどういう連携ができて、このにぎわいがあるまちづくりができるかというふうなことについて、今検討を始めたというところで、いずれこの制度をこのことに使って、国との関係とかいろんな整理をした上で、また説明させてもらえる機会が出てくるかなと。庁内では、そういったことで意識して一緒になって動いてもらっているという状況にはあります。  以上です。 ○江原 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  最後、意見ですけど、やっぱり道路という感じで道路管理者発信では恐らく動かないと思うんで、それよりもやっぱり産業とか、今おっしゃったような都市整備であったり、公園であったりだとかいうところがそのストーリーを作っていく中で、多分この制度を使うほうがうまくいくと思うので、どっちかというと道路じゃないところがこの制度をうまく利用していく。事業者さんと話していく中で、多分事業者さんも知らないので、説明をしていくみたいなところでないと、恐らく結果的に使えなくなるような気がするので、少しそれをまた庁内でも意識していただいて、面白い取組だと思うので、特に市役所の周りなんかも面白いと思うんで、ぜひ使えるように動いていただければというふうに意見して終わります。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  なかなか私はちょっと分かりにくいなと思って。使い方によっては、今おっしゃったように、すごく今後の宝塚市というのは、まち自体がいろいろ面白いまちじゃないかなと思うので、さらに発展させていけば、いろいろ使い方があるなというふうにどちらも思っているんですけど、そもそも法令についてちょっと理解が……。  確認だけちょっとしておきたいんですけども、今、地域を豊かにするという部分の道路空間の構築、ほこみちのいろんなカフェテリアみたいなのを設けたりとか、いろんなものがその道の中にも造れるよというようなところなんですけど、それから自動運転も、今後、自動運転、宝塚なんか、これ絶対自動運転していかないと、今もうちょっと、市民の方からも、もうバスが困るってすごく言われているんで、行く行くは何かそういうことを考えていかないといけないんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、一つには自動運転を補助する施設の整備に対する無利子貸付けを可能にするということであったり、それからあと、歩行者利便増進道路では、「停留できる空間の構築や無電柱化」というような文言がいろいろあるんですけれども、それに対する、そういう無利子の貸付けを可能にするというような、この対象が地方公共団体なのか、それとも一般のそういう事業者に対してなのか、そこがちょっとよく分からないんですけど、地方公共団体と思っていいんですかね、これ。国と地方……        (「国の支援策の対象はどこですかということです」の声あり)  ごめんなさい、国と地方公共団体による無利子貸付けということやから、ちょっとそういう事業者なのかどうか。 ○江原 委員長  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  今おっしゃられたとおりで、無電柱化に対する国と地方公共団体による無利子の貸付けという、すみません、ちょっと読みにくくて申し訳ないんですけれども、そういった文言になってございます。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  すみません、自動運転に関しては、国と地方公共団体による無利子貸付けってなっているからね。とすると、じゃ、どこに、交通の事業者に対してなのか、どういうあれなんですか。 ○江原 委員長  相手方はどこなのかということです。  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  自動運転をされたいというお申出等がございましたときに、こういった制度が考えられるということで書いてございます。  以上です。 ○江原 委員長  バス事業者ということを言っているの。  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  はい、バス事業者等の交通事業者ということで考えてございます。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  どちらにも対してという感じやね、今の話やったら。地方公共団体に対してもやし、それから、そういう自動運転をされるような予定があるような事業者ということですよね、分かりました。  今、少し大川委員の質問があったと思うんだけども、それぞれ、ほこみちであったり、それからあと、これ一括で148号もやらないかんのやから、バリアフリーの関係もせなあかんと思うんですけども、旅客特定車両停留施設、この前もちょっと①のところでもちょっと質問があったと思うんだけども、現状で言うとどこになるのかとか、それからあと、対象で考えられそうなところというのはどこに、可能性として、現状で可能性としてあるようなところというのは、今現状としてどっかいろいろあるんでしょうかね。        (「さっき伊庭委員もそれを聞いているんだけど」の声あり)  もうちょっと。             (「歩行者利便の件ですか」の声あり)  歩行者利便と、それから停留施設のとこです。旅客特定車両停留施設という言葉が出てくるんですけどね。だからバスターミナルで巨大なところ、多分、この前、あんまりないって、江原委員長がお聞きになったときに、そういうふうにおっしゃっていたけど、可能性として。 ○江原 委員長  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  すみません、①番の特定車両停留施設なんですけれども、資料3に参考の図面をつけさせていただいておりまして、これ三宮駅の例にはなるんですけれども、バスターミナルといいますと、バスですとかトラックですとか、複数の交通事業者さんがたくさん入ってきて、ビルの1階等にこういった形でターミナルのようなものを大きく造るところをイメージしてございますので、ちょっと現時点では、宝塚市内ではここまで大きなものというのは今のところは考えられないかなという認識をしてございます。  以上です。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  ちょっと補足になります。今、課長が申し上げたとおり、三宮駅の事例なんかでしたら、三宮駅の北側、南側、西側、いろんなところにバス停が散らばってございまして、非常に乗換えの利便性が悪いというようなところを1か所に集めましょうということで、こういう大きなバスターミナルを整備しようということですが、宝塚市の場合、宝塚駅前ぐらいは複数のバスが乗り入れているんですけれども、今の駅前広場でしっかり乗換えができている状況ですので、直ちにこの特定車両停留施設というのは想定しづらいのかなというふうに考えているところです。  それと、ほこみちにつきましては、一般的にやっぱり活性化というところで、いわゆる観光プロムナード周辺とかが想定されるかなというふうには思っておりますけれども、市道となりますと、先ほど来、御指摘いただいた花のみちとかいうところになって、残りは県道とかになりますので、その辺はしっかりと協議していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  今の大きなバスターミナルというか、そういう建物のバスターミナルとかに、そこに関してくるのかもしれないと思うんですけれども、バリアフリー基準というのが、高齢者、障がい者等の休憩の用に供する設備を1つ以上設けることという、内容の中に基準として入っているんだけど、大きなターミナルとかやったら、その中に、待合所というか、バスを待つときに、皆さんが腰かけられるような、そういうところを造らないといけないとかというのがあるんだけども、今、市内の中でも、そういう障がい者とか高齢者に対して、宝塚駅周辺では、どなたでも休憩できるような施設とかを造っておられたり、ベンチを配置したりとかいうことをされてるんだけども、そういうベンチとかの配置に関して、市としては今後増やしていこうとか、そういう方針というのはあるんでしょうか。いっとき、いっぱいできたなというふうに思ったんやけど、ちょっと今、そういうベンチとかがあまり増えてはいないなというふうに思っているんですけど。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  ベンチを市として増やすという施策は、ちょっと今取ってはいないんですけれども、例えばバス会社さん、もしくは地域の皆様のほうで、そういうベンチを設置したいというようなお申出があった場合に、道路のほうで十分なスペースが確保できるところについては、一定そういうのを設置していただいても構わない、もしくは市のほうで設置しているようなケースもございます。なかなか十分なスペースですね、ベンチとかを置いても歩道を十分ほかの方々が通れる余地があるというようなところは、既に一定ベンチのほうを設置されているところが多いかと思いますけれども、そうでいないところは、なかなかベンチとかを設置するのは難しいような状況にあるというふうに認識しております。  以上です。 ○江原 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  道路にということですから、何か建物が建っている敷地内とか、そんなんじゃないから、その辺は限られてくると思うんですけどね。その幅があるとか、いろんな条件が、通行の邪魔にならないとかいうことがあると思うんですけれども、以上で結構です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  自動運転の普及促進に向けた道路のやつなんですけど、一般車両は右のほうに書いているんですけれども、自家用車ですね、自家用車の場合、磁気とかやなくて、白線とか、そのラインを認識してレーンキープアシストで走ると思うんですけど、例えば市道であるとか、県道であるとか、多分消えかかっているところも結構多いとは思うんですけれども、そういったところを修正していかなきゃなとかいうような考え方はあるんでしょうか。 ○江原 委員長  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  今おっしゃられた道路のラインにつきましては、削れて見えなくなった場合ですと、その管理者、外側線等の場合は市が行いますし、規制に関する停止線ですとか、そういったものは警察のほうが行っていただくこともございますので、管理者のほうが修正を逐次していくことになっていきます。  以上です。 ○江原 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  修正していくことになっていると思うということは、市としては別に何も働きかけないというか、例えば、日々、道路へ出るじゃないですか。道路へ出たら、白線やら何やら消えかけているところはすごくたくさんあるんです。例えば自動運転の車を普及させるのが目的であるならば、まずその辺から修正していかなきゃいけないと思うんですけれども、なかなか、消えかけているからといって新しいラインを引こうというのは、例えば舗装工事をやったときとかぐらいしか見たことがないんですよね。その辺の意識というのはどのような感じなんですか。 ○江原 委員長  早瀬道路政策課長。 ◎早瀬 道路政策課長  今おっしゃられた、いわゆるパトロール等で道路の補修箇所、白線も含めてですけれども、行っていないんですかという意図かなと思っておるんですけれども、道路管理課のほうでも、道路のパトロールというものを実際始めておりまして、職員ですとか作業員さんのほうでも、日々業務で外に出るときに、道路のそういった問題箇所を探すように取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○江原 委員長  池澤都市安全部長。 ◎池澤 都市安全部長  ちょっと補足をさせていただきたいんですけど、今、課長が申し上げたとおり、パトロール等を行って、そういう補修が必要な箇所につきましては、順次補修のほうをしていくということで、白線に限らずということなんですけれども、県道とか、ほかの道路管理者の道路についても、当然こちらからお知らせしてということになるんですが、なかなか限られた予算の中で優先順位を決めてということになりますので、十分、直ちに対処ができるかというと、そこまで至っていないのが現状かと思っております。  また、自動運転の普及を目的として、そういう手入れをしているかという御質問だと思うんですけれども、なかなかそこまでの認識にはまだ至っていないというところになります。自動運転、特に一般車両ですね、バスとかではなくて一般の車両の自動運転のアシストをかなりのレベルで、ここに紹介いただいているようなものについては、まず高速道路とか、ある程度条件が整っているところを中心に今取り組まれているということで、一般の、特に生活道路も含めた道路については、今後の課題になってこようかというふうに考えております。  以上です。 ○江原 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  軽自動車なんかでも、普通に自動運転の車がどんどん増えてきていて、例えば高齢者なんか、そういったのに乗れば、ぶつからない、事故に遭いにくい、極めてその確率は高くなると思うんですよ。  大体、道路をパトロールしているときは、凸凹があるとか、危険物があるとか、そういったパトロールをされていると思うんですけど、これに書いているのは、自動運転に対応したインフラシステムの検討というのが内容にあるんですけれども、やはりその項目に沿ったようなチェックもしていかないと、例えば、御高齢の方が自分の安全のために自動運転の軽自動車を買われてやったにもかかわらず、ラインが消えていて、何かうまいこといかなかったとかで事故ったりしたら、もう何かもったいないというか、意味がないので、そういうところもちょっと時代を意識して、そのラインがしっかり引かれてあるのかどうかということも、パトロールの時に、ちょっとこれを機に気を使ってやっていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○江原 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行います。  発言の申出はありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (発言する声なし)  これをもって討論を終結します。
     これより採決を行います。  議案第147号及び議案第148号について、この2件について原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本2件は原案のとおり可決されました。  1時間ちょっとたちましたので、55分再開ということで休憩をいたします。                 休憩 午前10時43分               ──────────────                 再開 午前10時55分 ○江原 委員長  休憩を解いて委員会を再開いたします。  次に、議案第151号、市道路線の認定についてを議題とします。  本件については、既に当局からの説明は終わっています。  直ちに質疑に入ります。  論点は設定しておりません。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行います。  発言の申出はありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (発言する声なし)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第151号について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件原案のとおり可決されました。  次に、陳情第19号、すみれガ丘小学校区まちづくり協議会作成の地区防災計画に関する陳情についてを議題とします。  直ちに審査を行います。  審査は、委員間での自由討議の形で行います。特に、理事者に参考質疑がある場合は、その旨を発言の上、お願いをいたします。  何か発言はありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  この陳情の趣旨の中身を見せていただきますと、補助金受給団体としての資格がないとか、3では、財産権の侵害をしているとか、防災の5番においても、実効性、有効性がないことなど、6番では、重要な情報を一切住民に知らせることはしていないとか、いろんなちょっと書かれていまして、これで、行政側で一通り、一応説明をしていただきたいと思いますが、お願いできますか。 ○江原 委員長  新城市民協働推進課長。 ◎新城 市民協働推進課長  私のほうから、陳情の趣旨の(1)及び(2)について御説明させていただきます。  まず、(1)ですけども、すみれガ丘小学校校区まちづくり協議会は、その会則において、運営上の民主的な記述が存在しない、補助金受給団体としての資格がないという部分ですけれども、これについては、すみれガ丘小学校区まちづくり協議会、通称コミュニティすみれは、その会則において、毎年定期総会を開催することを規定しておりまして、その定期総会では、議案として、前年度の活動報告と決算報告、今年度の活動計画と予算、それに役員の選出について審議していただいて、その承認を得た上で活動されていますので、民主的な規律があり、補助金を交付するに当たり不適格であるというところは考えておりません。  また、このコミュニティすみれの会則については、当然ですが、コミュニティすみれ自ら改正できるものになっておりますので、市においても、まちづくり協議会が民主的で透明性のある運営が行われるように、宝塚市のまちづくり協議会ガイドラインを作成しまして、まちづくり協議会のほうに周知もしております。このガイドラインも参考にしながら、地域住民でよく話し合っていただきたいと考えています。  もう一つの(2)ですけども、「同協議会主催の『盆踊り』において、個人情報保護法・宝塚市防火消防条例に違反し」というところの記述ですけども、こちらにつきましては、この盆踊りの経緯を説明させていただきたいと思います。  本日、資料配付させていただいておりますチラシのほうを御覧いただけますでしょうか。「第十二回盆おどりの夕べ」というところのチラシがあろうかと思います。  こちらのチラシについては、この盆踊りのほうを周知するために、コミュニティすみれのほうで作成されて住民に配布されているものになっております。この「盆おどりの夕べ」のプログラムの一環として、左上のこのチラシを御覧ください、「プログラム」というところで、その中に、「お楽しみ抽選会」というところが企画されております。こちらについては、盆踊りの中でお楽しみ抽せん会というところで、当せんされた方に景品を配っていく。1等やったらこれ、2等やったらこれというような感じで、抽せん会のほうを実施されているんですが、この抽せんのやり方なんですけども、この「盆おどりの夕べ」のチラシの下の部分を御覧ください。「ご本人控え」と「お楽しみ抽選券」というのがあろうかと思います。この中で、「抽選番号」というのがあらかじめ印刷されておりまして、これをコミュニティのほうが事前にこの案内チラシを配っておりますので、この抽せん番号で、何番が当たりですというような形で当せん者を決めるというやり方を企画されておりました。  この中で、「ご本人控え」は抽せん番号のみの記載になっているんですが、右側の「お楽しみ抽選券」については、マンション名や住所、お名前を記載するものになっております。当初、この「お楽しみ抽選券」の部分をコミュニティすみれの本部に提出するということを考えておられたんですが、事前に、この9月23日予定、実際には雨天で9月24日に延期されているんですけれども、9月の21日、数日前に、地域住民のほうから市民協働推進課のほうに御連絡がありまして、コミュニティの盆踊りのこの抽せん会についてが、個人情報を集めるものになっているというところの御指摘がございましたので、その御連絡を受けて、市民協働推進課のほうから、コミュニティすみれのほうに御連絡をしまして、地域住民の方からこのような御指摘があるというところをお伝えしまして、その個人情報の取扱いについて注意を払っていただくようにというところをお伝えいたしました。  その結果、コミュニティのほうで、この取扱いのほうを再検討されまして、当日は、この「お楽しみ抽選券」、住所、マンション名を記載されている部分ではなくて、抽せん番号のみが記載されている「ご本人控え」をコミュニティすみれのほうは集めることによって、実際には個人情報を取得するというようなことはなかったというところを確認しております。  もう一つ、「防火消防条例に違反し」という部分なんですけども、こちらについても、盆踊りのこの中で燃料式発電機のほうを使っているというのが、こちらは事後に地域住民の方から市民協働推進課のほうに御連絡がありました。その事実を市民協働推進課のほうからコミュニティすみれのほうに確認しまして、確かに燃料式発電機を使っていると。で、かつ、この条例において、この燃料式発電機を使う前には、事前に消防署のほうへの届出が必要と条例で記載されておるんですけども、その消防署への届出のほうは失念されているというところを確認しております。  こちらについては、安全上必要な重要な届出になりますので、市民協働推進課のほうから、コミュニティすみれに対して、今後はないようにというところで注意喚起するとともに、全てのまちづくり協議会さんについても、いろんな行事、イベントをやられていますので、そのことを知っていただくと。当然やられているところもあるんですけども、改めて周知が必要だろうというところがありましたので、届出が必要というところと、先ほどの個人情報の分についても十分注意して取り扱っていただくようにというところを、毎月1回、まちづくり協議会の代表者の方に集まっていただいて代表者交流会という会議を開催しているんですけれども、11月9日に開催しました、その代表者交流会の中で、この個人情報の取扱いと消防署への届出というところを周知させていただいております。  以上になります。 ○江原 委員長  大谷危機管理監。 ◎大谷 危機管理監  私のほうから、陳情の(3)から(6)の内容、管理センターの無断使用ですとか、地区防災計画の作成過程において各団体の合意形成がなされていない、また、地区防災計画が一切住民に知らされていないといった内容について、すみれガ丘小学校区まちづくり協議会から提出されました地区防災計画の作成経過、経緯について、我々側で確認した事項を時系列に沿って説明させていただければ包含したお答えになるかと思いますので、説明させていただきます。  まず、すみれガ丘小学校区防災委員会の設立過程についてですが、令和2年度、2020年度に管理組合、団地自治会、コミュニティすみれとで会合を持ち、すみれガ丘小学校区まちづくり協議会に宝塚市すみれガ丘小学校区防災委員会を立ち上げ、活動することを決定された後、令和3年、2021年度5月のコミュニティすみれ定期総会におきまして、当該コミュニティすみれにラ・ビスタ宝塚団地管理組合、ラ・ビスタ宝塚団地自治会、御殿山北自治会を含みます小学校区全体の地区防災計画の作成を目的とした宝塚市すみれガ丘小学校区防災委員会を設立することが報告されています。  次に、令和3年7月25日のラ・ビスタ宝塚団地管理組合の定期総会議事録に、民生委員、コミュニティすみれからの依頼により、災害時連絡拠点として管理センターの会議室を一部利用する旨を団地管理組合が承諾したとする記載があることを確認しております。  引き続き、令和3年10月16日、第1回宝塚市すみれガ丘小学校区防災委員会の構成メンバー、コミュニティすみれ役員、各棟団地管理組合の代表者、各団地自治会代表者、御殿山北自治会代表者、民生委員の総計25名によりまして地区防災計画案の説明が行われた後、令和3年11月8日、本市の総合防災課にすみれガ丘小学校区まちづくり協議会地区防災計画の提出がありまして、同課にて受理しております。  この令和3年11月12日に開催されました、まちづくり協議会コミュニティすみれ運営委員会において過去の防災活動の報告がなされ、翌月、12月18日に開催されました第2回宝塚市すみれガ丘小学校区防災委員会では、地区防災計画を行政に提出した旨の報告がなされておるところです。  今年に入って、令和4年、2022年5月24日、宝塚市防災会議におきまして、コミュニティすみれから提案されました地区防災計画を宝塚市地域防災計画に定めることが承認されましたので、同日、防災会議の決定通知を当該まちづくり協議会に送付しております。これを受け、5月27日に開催されました令和4年度コミュニティすみれ定例総会におきまして、地区防災計画の運用についての報告が上がっております。  また、コミュニティすみれから地域住民への周知につきましては、令和4年7月頃、地域住民、全住戸に配布されますコミュニティすみれ広報紙、夏の便りで、地区防災計画について、住民説明会の開催案内予定が掲載されていることを確認しております。さらに、令和4年8月28日付で、住民に対して、市ホームページに掲載されている当該地区防災計画の紹介と併せて地区防災計画に関する説明会の開催が通知されており、9月には、各マンション棟を対象に計9回の説明会が行われております。  最後に、参考ですが、宝塚市地区防災計画活動推進補助金の交付につきましては、現在、コミュニティすみれの担当者と申請内容等について調整中の段階であり、正式な申請書はまだ提出されてはおりません。  防災に関する陳情内容の説明に関しましては、以上のとおりです。 ○江原 委員長  答弁がありました。  ほかに何か発言はありますか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  説明の中で、一応住民の皆さんには了解を得ておられると感じました。防災計画においても、地域の方々としっかりと協議をし、設立されたということを理解いたしました。 ○江原 委員長  ほかに発言の申出はありますか。よろしいですか。                   (発言する声なし)  本陳情の性格上、我々議会のほうで何らかの形の結論を出すというのは、なかなか難しい内容なのかなというふうに思っておりますが、よろしいでしょうか。  それでは、本陳情の審査はこの程度にとどめて、終わります。  以上をもちまして、本委員会に付託をされました全ての案件の審査は終わりました。  今後、委員会報告書を作成し、12月16日金曜日午前9時30分から常任委員協議会を開催して、委員会報告書について協議をしたいと思います。  また、当日は、常任委員協議会に引き続き常任委員会を開催し、委員会報告書の決定を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、これをもちまして産業建設常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                 閉会 午前11時12分...